八角工務店について

我々有限会社八角工務店は大工工務店です。
簡単に言うと、家を建てる、修繕するのが仕事です。
先代から受け継いだこの会社は、おかげさまで創業から皆様にご贔屓いただき、3名の大工社員がおります。

これは今も昔も変わりません。
ただ、ハウスメーカーや工務店が「お客様の家を自社で建てる。」というのは当たり前のようですが、実は近年それが当たり前でなくなっています。

多くの大手ハウスメーカーやローコストメーカーなどは実務をほぼすべて「下請け」で賄っており、工事をする人（施工者）がいません。いるのは営業と下請けの大工さんが、間違いを起こさないように見守るおまわりさん役の現場監督。
現場監督と言えば、昔でいう大工の棟梁です。その現場監督でさえ満足な知識も技術もないのが現状です。

多くの下請け現場では、一人前の大工さんが1日あたり一万数千円や、中には一万円以下で働いています。しかも経費はその中から賄う必要があります。近年問題になっている不正建築はこういった”現場の側面”も数ある要因の一つとなるのではないでしょうか。

このような時代でも、おかげさまで多くの現場からお声を頂いております。

その理由として、我々は大工でありながら多くの専門技術を有していることが挙げられます。

現場では家の建築一つとっても実は多くの専門業者が専門の工事を行います。基礎屋さん、大工さん、建具屋さん、電気屋さん、クロス屋さん等々・・・。
弊社は大工でありながらこういった工事を全て自社で行う事が出来ます。

「八角さん、ちょっと相談なんだけど・・・」
「八角さん、これって難しいかな・・・」
「とりあえず八角さんに聞いてみよう・・・」
ありがたいことに、こう言って同業やお客様問わずお仕事の依頼を受けております。

これからの大工はあらゆる現場工事を行えることが必要で、昨今の建築現場では我々のような考えが重宝されております。

近年、大工仕事に限らず、実際に施工をする施工者は工賃を買いたたかれ、数年前では考えられないような金額で働いています。ただ、それを悲観していても何の解決にもなりません。
大工は全ての仕事をつかさどるべきであり、我々はその理念の元、お客様のニーズに答えていきたいと考えております。

当社は下請けや孫請けなど中間マージンが結果としてお客様の負担となるようなシステムではなく、完全自社施工で一貫した管理を行う事が可能ですので、ご安心してお住まいのこと、お気軽にご相談ください。